10月、広島産の牡蠣の出荷が始まりました

牡蠣のバターしょうゆソテー

牡蠣のバターしょうゆ炒め
牡蠣もいろいろなレシピがありますが、その中でも結構お手軽な部類に入ります

材料と作り方

【材料】牡蠣(加熱用)、きのこ類(しめじ、舞茸など)、にんにく
【調味料】しょうゆ、バター、塩、胡椒
①牡蠣に塩をふって軽くもんでからしっかり水ですすぎ流してキッチンペーパーで拭く。
②きのこ類は石づきを取ってから適当な大きさに手で割いておく。
③フライパンにみじん切りにしたにんにくとオリーブオイルを入れて香りが出るまで温める。
④牡蠣を投入して両面をしっかり焼いてからきのこ類を入れ、バター、しょうゆをかけて全体に味をなじませる。

牡蠣といえば広島

一般的に牡蠣のシーズンは英語で「R」が末尾につく9月から4月と言われていますが、10月に入ると広島産の出荷が始まることからスーパーなどでも牡蠣を見かける機会も増えました。
牡蠣、特にむき身のものについては広島が年間約9万トンで全国で一位、さらに割合でみれば61.3%(2019年度)と圧倒的なシェアを誇っています。
ちなみに2位は宮城(13.2%)、3位はお隣の岡山(7.5%)で、この3県で全国の牡蠣の8割を生産していることになります。
ちょっと前に、広島はなんでも1位になれない「惜しい県」みたいなキャッチコピーを付けてたことがありましたが、ちゃんとあるじゃないですか、全国1位のものが(笑)

広島で牡蠣の養殖が盛んな理由は?

広島で牡蠣の生産量が日本一なのは広島湾の環境を抜きにしては語れません。
まず、瀬戸内海は非常に穏やかな海で養殖筏の設置が容易なことに加え、広島湾は島や岬に囲まれていることで適度に潮の流れもあるため牡蠣の生育に最適とされています。
さらに、梅雨の時期から夏にかけては河川水が流れ込むことで、海水の塩分濃度に差が生じることで、牡蠣が好む塩分の少し薄い層ができることも牡蠣の生育に有利に働きます。
約450年前の室町時代の文献でも広島県で牡蠣の養殖を行っていたことが確認されているので、実際にはその遥か昔から広島では牡蠣の養殖が行われていたようなのですが、それもこの広島湾の環境あってのことだったのでしょう。

参考:広島漁連(http://広島漁連

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