大葉には鶏もも肉、と言い切って…もいいですよね?

鶏もも肉と大葉の塩レモンソテー

鶏もも肉の大葉炒め
鶏もも肉と大葉は焼き鳥でも定番の組み合わせ

材料とつくり方

【材料】鶏もも肉、大葉、ニンニク、えのき
【調味料等】塩、胡椒、白ワイン、レモン汁、バジル(粉)
①フライパンにオリーブオイルを引き、スライスしたニンニクを温める
②いったんニンニクをどけて鶏もも肉の表面を強火で焼き目をつける
③白ワイン、塩、胡椒、バジル、レモン汁を振り、えのきを加えてフタをする
④フタをあけてから火を止め、細切りにした大葉を加えてざっくり混ぜ合わせる
フタをして蒸し焼きにするので、焼き目をつける時には中まで火を通すことはあんまり考えなくても大丈夫です。

大葉には殺菌効果もある

よく、スーパーで売っているお刺身に大葉が添えられているんですが、理由を考えたこと、ありますか?私は単に彩が良いからだと思っていたんですが、実は大葉にはペリルアルデヒドという殺菌効果のある成分が含まれいて、食中毒を防ぐ役割があるそうです。
ちなみにあの大葉独特の香りもこのペリルアルデヒドによるもの、とのことです。
また、魚の生臭さを和らげてくれる働きがあることもお刺身に添えられている理由です。
お刺身食べるときに大葉とつまは残してしまうという方もいるかも知れませが、ちょっともったいないですね。

ちなみに「大葉」と「しそ」は同じじゃないです

よく、「大葉またはしそ」と言われるように同じもので呼び方が違うだけ、と思われがちなんですが、実は同じじゃないんです。
まずシソ科シソ属という括りがあって、その中で赤紫蘇と青紫蘇に区分されます。
赤紫蘇はよく梅干しに使われたりしていますが、その名の通り赤っぽい色の葉です。
シソ属には赤紫蘇の他に青紫蘇があり、この青紫蘇の「葉」の部分のみを指して大葉と呼びます。
なので、畑で摘み取る前の青紫蘇は大葉ではないんですよ、厳密には。

愛知県では全国の約4割の大葉を生産している

この大葉の全国的な生産地が愛知県で、実に約4割を占めているそうです。さらに言えば、愛知県の中でも豊橋市が群を抜いて多く、県内の生産量の約半分を産出しているとのことです。
大葉自体はかなり以前に中国から伝わっていたそうですが、日本で本格的に栽培が始まったのは意外に新しくて大正時代になってからのこと。
愛知県でも同時期に栽培が始まったようですが、昭和30年代になって生産が強化され、現在のような一大産地へと成長を遂げています。

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