えびとニラの豆板醤炒め
材料とつくり方
【材料】えび、ニラ、エリンギ、ニンニク
【調味料等】塩、こしょう、中華スープの素、豆板醤、紹興酒、ごま油
①えびは尻尾を残して殻をむき、背わたを取っておく。
②包丁の腹で潰してから刻んだニンニクをごま油で温めて香りを出してからえびを炒める
③エリンギを加えて塩、こしょう、中華スープの素、豆板醤を入れて炒める
④ニラを加えて紹興酒を回し入れてフタをして軽く蒸す
ニラの起源は中国
ニラの歴史は古く、3000年以上前には現在の中国北部からモンゴルにかけての地域ですでに栽培されていたとされています。ニラといえば中華料理に使われることが多いのもこの起源によるのでしょう。
日本でも中国から伝来し、平安時代にあたる9世紀ごろには栽培が始まっていたようですが、独特の匂いもあってか、戦前までは家庭内栽培が中心で、全国的に栽培されて流通するようになったのは比較的最近のようです。
ニラの旬は春
ニラは元々寒さに強い植物ですが、品種改良によって夏の暑さにも耐えられる品種もあります。さらに刈り取った後の株から新しい葉が生えてくるので、年に複数回収穫することも可能です。
1年中味わえるニラですが、葉肉が厚く柔らかい春先のものがもっとも美味しいとされています。この時期のニラは葉も厚く柔らかなのに加えて、香りも他の時期よりも増すとされていてるので、まさに今が旬の時期と言えるでしょう。
ニラの生産量はダントツで高知県
ニラの生産地ですが、農林水産省の作物統計(2020年)によれば、ベスト3は高知県、栃木県、茨城県で、この3件で全国の半分以上を占めています。
特に1位の高知県は全国の約25%とダントツで、温暖な気候に加えて柔然から地道な品種改良を行なってきた結果でしょう。
ちなみにニラ=中国のイメージがあるかもしれませんが、現在のところニラは100%国産で、一切輸入されていません。
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