にんにくの芽、というけど実は「芽」じゃなかった

にんにくの芽
にんにくの芽、最近はスーパーでも見かけるようになりました

にんにくの芽と豚肉の五香粉炒め

【材料】にんにくの芽、豚こま切れ肉
【調味料】塩、胡椒、五香粉、醤油、片栗粉
①にんにくの芽をフライパンで炒める(※炒めすぎ注意)
②豚肉を色が変わるまで炒める
③にんにくの芽と豚肉を合わせて塩胡椒、五香粉、醤油で味付けして、火を止めてから水溶き片栗粉を加える。

にんにくの芽、実は茎

にんにくの芽、とは言うものの、実際には芽ではないそうです。一般的には根本の球根の部分をイメージするので結びつかないかもしれませんが、にんにくも花を咲かせる植物です。
そのために茎を地上に向かって伸ばしてたものが「にんにくの芽」と呼ばれています。

日本ではあまり見かけなかったが…

にんにくの芽、中国に駐在していた時には結構よく見かける食材で料理店でもよく食べていたんですが、日本ではあまり見かける機会はありませんでした。
シャキシャキした食感で肉と一緒に炒めて食べると美味しかったんですが、日本に帰ってきてから探してもあまり売っていなくて。
どうやら日本ではにんにくの茎が伸びる前に収穫しているので、なかなか市場に出回らなかったようです。

現在出回っているのは茎専用に品種改良されたもの

最近、割とスーパーでもにんにくの芽をよく見かけるようになりましたが、実際にはほとんどが中国からの輸入品です。
それもにんにくの茎用に品種改良されたもので、現地であらかじめ茎だけを切り落としたものが日本に入ってきているようです。
なので、買ってきたにんにくをそのままほっておいてもあんなきれいな茎にはならなそうですね。

にんにく本体よりも栄養分が多い!

にんにくには疲労回復効果があるとされるアリシンという物質が含まれています。
芽の部分にはそれに加えてビタミンCやカロテン、それに食物繊維も豊富に含まれているので、本体よりも栄養分は多そうです。


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